なすボンのカブ魂わたくしなすボンがカブについてうんちくを語ります。 |
2006.03.15 Wednesdayライブドア株買った
実は私はライブドアショックの後、ライブドア株を購入
することを決めていました。 それで昨日61円で数株買いました。その日の夕方に 上場廃止が決定になると聞いて、また何というタイミングで 買ったのだろうと、苦笑いしていたのですが、 私の予想に反して株価は反発して結果的にはいい株価で 買ったことになった。 しかしLDの株を買ったのはマネーゲームに参加する からではありません。 次の2つの理由からです。 1・手持ちの株が上場廃止になった場合、どのようなことに なるのか。 2・LDの株券を手元に置いて、今後も続くであろう投資生活で この一連の事件のことを忘れないようにするため です。 1に関してですが、私は今までに幸いにも手持ちの株が紙くずになってしまった経験はないですが、一度紙くずを経験しておこうと思ったからです。 正確にはLDの場合は倒産ではないので紙くずではありませんが、 まっ、紙くず同然でしょう。 2に関してですが、私は今回の騒動で非常に苦い経験をしたので 今後このようなことがないように、自分への戒めのために 忘れないようにという意味です。 みなさんもどうでしょうか。今回のことを風化させないためにも 1株でも買ってみるのは。。。。 2006.03.06 Monday株の利益ってどこからくるの?
ライブドアショックより株式市場がつまらなくなったのと
オリンピックに夢中になっていたので、ブログの更新が 全くできてませんでした。 さてさて、今年はともかく昨年は相当な上げ相場に乗っかり そこそこ利益が出ていました。 株で利益が出たときいつもとっても不思議な感じがするんです。 普通「儲ける」っていうことは体を動かして働いた「対価」として お金を受け取りますよね。しかし株の場合はパソコンの画面で ピッポッパですぐ儲けになります。 (もちろんその逆で損することもありますけど) いったいこの儲け分は誰が出してくれているの? どこからでてくるの? その答えはライブドアショックの時に身をもってわかりました。 つまり最後に損した人(ババをつかまされた)からもらった ものだったんだと。 株を売るということは必ずその株を買ってくれる人がいたということに なります。 例えば1番目に売った人が利益を得ました。しかしその株を買った 2番目の人も高く売れたとします。次に3番目の人がかいますが 1番目と2番目の人が得た利益を3番目の人が負担して 株は買われていきます。これは株価が右肩上がり の場合は誰も損はしないことになります。しかしいつまでも右肩 上がりでいられるわけもなく、ライブドアのように突然暴落した 時は、ちょうどそのときに持っていた人が大損してその損失が 過去に儲けた人のお金となるわけなんですね。 ライブドアの場合はグループで数千億もの時価総画が 失われたことになり、大勢の方が相当な損失を被りました。 儲けた時はこのお金はどこから出てくるのだ?と思われたでしょうが、 逆にオレの金はどこに消えたんだと思われるかもしれません。 その答えは「造幣局」みたいにお金(株券)を印刷しまくって たくさんの会社を買収したり、社長を始め一部役員の豪遊した お金と消えてしまったわけです。 ライブドアの場合は会社買収のために現金を使わず自社株で 買収していました。その自社株は派手なパフォーマンスと 株式分割により大量にいくらでも増やすことができたのですから ホリエモンにとっては打ちでの小槌みたいに思ったかも しれません。しかしそんな仕組みが通用するはずもなく、 結局そのツケは暴落して損失を被った人達にまわってきたわけです。 ホント株というものは怖いものです。 くれぐれも無理のない範囲で取引をした方がいいと思います。 |
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