なすボンのカブ魂

わたくしなすボンがカブについてうんちくを語ります。
割安株

やはり予想した通り、14500円は何の問題のなく軽くクリアして
上昇してきました。非常に雰囲気がいい上昇の仕方だと思います。
次は15000円がかなり意識されるラインになってくると思いますが、
何度か上下を繰り返して、15000円は超えることができると思います。

さてさて、よく初心者向けの株の本の中には「割安株」という
言葉がでてきます。特に割安株の定義はなく筆者によって
割安株の考え方というのが違っているようですが、
大まかによく言われている部分を説明します。

株の購入の際に参考にする代表的な指標がいくつかあるのですが、
ようするにこれらの指標が安い値を示しているかっていうことで、
割安度を判断するのです。色々な指標がありますが、
とりあえずはここで紹介する指標は、購入の際一番の参考に
なると思うので、覚えておかれた方がいいです。

1・PER
これは一番代表的な株価水準を判断する指標となります。
「1株あたり利益の何倍まで株価がかわれているか」
ということで、単位は「倍」となります。
この数値が高い銘柄は、「たいした利益も上げていないのにその割には
株価が高い」ということになり、数値が低ければ「利益をあげている
にも関わらず、株価は安い」ということになります。
一般的に20倍程度だと平均的、30倍を超えると割高と言われています。
私もこの数値はかなり意識をしていて、15倍以下の銘柄に絞っています。

2・PBR
これもPERと並んで代表的な指標です。
「1株あたりの純資産に対して何倍まで買われているか」ということに
なります。PERが利益に対してだったですが、PBRは資産に
対してということになります。これも単位は「倍」です。
よく言われる目安は「1倍以下」ですが、はっきり言って今年に入ってからの
株価上昇で、1倍以下の銘柄はかなり少なくなってきました。
私はPBR1.5倍以下を目安にしています。

3・配当利回り
株投資で利益が得られるのは、売買の差益からですが
これとは別に年間配当からも利益が得られます。
この配当をどれぐらい出しているのかということです。
そもそも株を買うことで投資をして、その企業が出した
利益から配当金を受け取るというのが本来の姿ですから
配当金が少ない企業に投資をしてもメリットがないということに
なります。目安としては1.5%程度利回りがあればいい方だと
思います。

4・自己資本比率
自己資本というのは総資産から負債を引いた金額です。
つまりいくら資産がたくさんあっても、借金が多ければ
自己資本が下がってしまうということですね。
自己資本比率が高いということは、借金が少なく倒産する
可能性が低いということで、場合によっては無借金経営の場合もあります。
65%以上あれば安心かと思います。

以上で、代表的な指標を紹介しましたが、まだまだたくさん
指標はあります。
これらの指標を使ってその会社の今の株価が高いのか安いのか判断するわけですね。
一般的には複合的に使います。
例えば、PER15倍以下、PBR1.5倍以下、利回り1.5%以上
というように条件を設定して銘柄を探すといいと思います。
それぞれの指標のどの数値を条件とするのかが、人によって
違ってくる部分になります。

これから株を買おうかという場合は、決めた銘柄が
上記の指標でどのあたりを指しているのか購入する前に
一度確認された方がいいかと思います。
もしPER100倍なんかだったとすると、その銘柄は相当割高で
値下がりするリスクの高い銘柄であることを認識された方が
いいと思います。














writer : なすぼん | - | comments(1) | trackbacks(0) |





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